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いつまで、真実から目を背けて生きますか?

2017

0921
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2007

0804
世界のコーヒー生産の半分以上は、小規模な個人農民たちによるものです。
貧しい彼らは、市場への物流、販売ルートを持ちません。
そのため、やむなく「コヨーテ」と呼ばれる仲買人たちに
生産したコーヒーを売ることになります。
仲買人たちは、農民たちの足元を見て買い叩きます。

農民が仲買人から受け取るのは、市場価格の
半分以下、1ポンドあたり20~40セントです。
平均的な生産コストは、70セント以上
かかりますから、これでは生産コストの半分にもなりません。

生産者たちは経済的に困窮しているため、
子供たちを学校に行かせることができません。
代わりに子供をコーヒー畑で働かせるようになります。

世界のコーヒー価格の下落も、コーヒー生産者の困窮に拍車をかけています。

意外かも知れませんが、日本はアメリカ、ドイツに次いで
世界で3番目にコーヒーの消費量が多い国です。日本でコーヒーは作れませんから
100%輸入です。これだけ大量の消費量のコーヒーのたとえ1%でも、
フェアトレードのものになれば、何十万人のコーヒー農民が助かることでしょう。

名ブランドメーカーの下請工場で、
過酷な労働を強いられている人がいます。

GAP、リーバイス、リーボック、ナイキ、チャンピオンといった
おなじみの有名ブランドメーカーは、実は国内に自社工場は一つも持たず
製造は途上国の下請け企業にやらせています。

これらのブランド企業は、自国ではマーケティングのみを行っていて、
製造はすべて賃金が安く賃金が安く、労働者保護の規則がゆ るい、
アジアなどの発展途上国で行われます。

主な製造国は、インドネシア、中国、メキシコ、ベトナム、フィリピン、などです。
これらの国では、「輸出加工ゾーン」とよばれる、
法人税や固定資産税な ど企業にかかる
税金が免除されている区域があり、衣料品などのブランド企業の
下請け工場が集中しています。

輸出加工ゾーンは、世界に約1000ヶ所あり、 70カ国でおよそ
2700万人の人たちが働いています。こうした輸出加工ゾーンでは、
衣料品やスポーツメーカーの製品の他、IBM,
ゼネラルモーターズな どの製品も製造されています。

こうしたブランドの下請工場での労働環境は、どこの国でも似通っています。
労働は、過酷を極めます。12~16時間労働で深夜に及ぶシフトがあり、
残業 手当はないか、ごく小額しか支給されません。
労働者を搾取する工場ということで、こうした工場は、スウェットショップ、
Sweat Shops(搾取工場)と呼ばれています。

途上国の労働問題に取り組むアメリカのNGO、Global Exvhange の調査によると、
「GAPの工場では、労働時間は12~16時間、残業手当は支給されません。
労働者は、「裏の契約書」にサインさせられます。
そして、組合に参加したり、宗教行事に参加すること。結婚することなど、
基本的な人としての権利を奪われた状態で働かされます。

工場内は込み合っていて、ものすごい暑さ、衛生状態も悪く火傷や怪我、
感電などの安全対策が不十分です。

住環境も悪く、狭いところにたくさんの人が詰め込まれ、食中毒が大発生したこともあります。

GAP以外の工場、またそれほど名前の知られていない企業の製品を作る工場も、
労働が過酷だということは変わりません。

労働者として働いているのは、主に10代~24、5才の若い女性です。
企業は高校も出ていない、権利意識の低い彼女たちを好んで採用します。
多くは、農 村から出稼ぎに来ている人たちです。農村にやってきた採用担当者に、
「いい条件で働ける。家族に仕送りができる」と言われて連れて来られ、働いています。
 
農村では現金収入が得られないので、生活の苦しい彼女たちは
やむなく出稼ぎに来ているのです。フィリピンでは、「工場の仕事」だと騙して
マニラの歓楽街に 連れて行き、売春をさせていることもあるといいます。

彼女たちは、決して町の生活に憧れて村を出るのではありません。
家族の生活のためにお金を得ようと、やってくるのです。しかし、
実際には得られる給料は ごくわずかで、自分が暮らしていくだけでやっとです。

スラム街のようなところに住み、交通費を節約するため歩いて工場に通う人もいます。
その国の最低賃金 よりはるかに低い額の給料では、
ほとんど家族に仕送りをすることなどできません。

彼女たちの労働形態は、私たちの常識をはるかに超えています。
フィリピンでサッスーンの服を縫うお針子たちは、
朝7時から夜10時までのシフトで働きます。
これだけでもとんでもないことなのに、週に2日は午前2時まで残業させられます。
労働者には残業を断る権利はなく、断れば解雇されることさえありま す。 

中国では、3日シフトというものがあり、労働者は機械の下で寝かされます。
厳しい長時間のシフトの後、労働者が過労死することもあります。

過酷な労働は、注文の締め切りや、大口の注文があったときなどは、
さらに激しくなります。それが出来上がるまで働き続けます。従業員に、
覚せい剤を打って仕事をさせている工場さえあります。

女性労働者たちはまた、暴力や性的な嫌がらせも受けています。
時には命の危険にもさらされます。

トイザラスにある楽しげな、子供たちが喜ぶ商品たち。
それを見て作っている労働者たちの過酷な労働を思い出す人は
ほとんどいないと思います。
が、1993年5月に起こった、この会社のおもちゃを作る工場で
起きた火災は悲劇的でした。

火事はバンコクの工場で起こりました。
非常口は他の同様の工場と同じでモノが置かれるなどして使えず、
工場のドアには組合化を防ぐために常に鍵がかけら れています。
そんな締め切った工場内に、燃えやすい素材があり、火は一気に広がりました。
死者188人、けが人が469人も出ました。

バングラデシュのダッカにある衣料品工場でも、同様の火災事故があり、
多くの女性労働者が焼死しました。大惨事になった原因は、
やはり鍵がかかったドア、窓の鉄格子、つかえない非常口でした。

もし、こうした工場がぎりぎりまで労働者を搾取するのではなく、
もっと働く人の権利を守っていたら、こうした悲劇は防げたはずです。

「発展途上国でたくさんの労働者が、ブランド企業の製品を作るために搾取されている」
という問題は、数年前からアメリカのNGOや市民グループ、
研究者 などから指摘され、批判されてきました。
労働者たちの待遇改善も要求してきました。

これに対し、ブランド企業側では、
「自分たちはただ商品を工場から買っているだけ」と、
責任はすべて商品を作らせている工場側にあり、
自分たちは関係ないという立場を取ってきました。
ブランド企業側の方から工場に積極的に働 きかけ、
労働者の待遇を改善しようとはしませんでした。

労働者がもっとも安い賃金で働いているのは、中国です。
中国の労働者のが生活していける賃金時給87セントですが、
ナイキやアディダスなどの製品を 作るいくつかの工場では、
わずか13セントとか、16セントしか支払われていないのです。
これで社会保障もなかったり、サービス残業をさせられたり、工場 によっては24時間
シフトをさせられたり、しているのです。

世界有数の大企業が、労働者にわずか87セントの時給も
支払うことができないなどということが あるはずありません。

派手なコマーシャルに使うお金があるのなら、
自社の製品を作る労働者にそのくらいの賃金は払えるはずです。


ナイキのシューズ、アディダスのスポーツウェア、デパートとかスポーツ店で
買ったらいくらになるでしょう。1万円は軽く超える物があるはずです。
1万数 千円の商品を作っている労働者の時給がわずか16セント!
です。信じられないくらい低い賃金です。

私たちが、「安い、安い」と喜んで買っている中国製の服は、
実は労働者を長時間、不当に安い給料で働かせたものかもしれません。

ひょっとしたら、あなたが今来ている服は、アジアの女性労働者たちが死ぬほど
過酷な労働を強いられて作ったものなのかも知れません。

デパートなどで売られている、ブランドの衣料や靴。これらも、
アジアの女性たちが過酷な労働を強いられて作ったものかも知れません。
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